大事なことに気付いた。2010年を始めるにあたってとても大事なこと。とにかく周りのひと皆に伝えたい。それは実家に帰って父親と話している途中だった。話していた内容は覚えていない。健康な成人男性が立ったチンコからしばしば出すドロドロ。そう、精子。ぼくの目の前には父親がいてぼくは父親と話している。そう、精子。ぼくもたまに出す。目の前にいる父親は今も出すのかな…分からないしそういった類の話をする家族ではない。そう、精子。そういえば月日が経つのがとても早くて父親も以前より年を感じさせるようになったし、この家も昔はもっと人が多かったけど亡くなったり嫁いだり勝手に決めて家を出たりそれぞれの勝手な事情でみんないなくなって父親一人になってしまったなあ、うーんいつかぼくが面倒見ないといけない日が来るのだろうかなあ。精子。うーんでも父親ももっと昔の若い頃は立ったチンコからドロドロとしばしば出していたのかな…精子。うーんそれはいつ頃だろうもう20年とか30年とかそれよりもっと前だよな…その頃ぼくは何してただろううーんそうかちょうどぼくが生まれた頃じゃないか、その頃の記憶は無いなあ、うーん……
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ぼくはそのとき目の前にいる人に畏怖の念を抱かざるを得なくなってしまって、つまり気付いたことといえば、ぼくは昔、父親のチンコから出たドロドロのひとかけらだったんだ。


そんな元チンコの先から出たドロドロのひとかけらがこれからもなんとか生きていこうと思っています。

今年もよろしくお願いします。