さいきん考えていることは一週間くらい前からずっと同じことなんですけど、まぁものすごく簡単に言えば自分がスイッチを押すか押さないのか?いや押さなきゃなにも始まんないし、でもなんだか朝起きていつもと同じ環境で仕事して昨日と同じ毎日を過ごしてしまう…これが惰性ってものなのか…そういえばこないだよく行くラーメン屋のマスターとちょっと話してて不景気がどうのこうのとか転職がどうのこうのとかまあ適当に受け流しつつ内心じゃあおれはそこらへんにいる人とは違うぜとか思ってたんですけど、ぜんぜん違うことないんですよね、そりゃそうですよ。
というよりむしろ僕はものすごく小心者で、どのくらい小心者かというと、この文章を見てくれているかもしれない会ったことも話したこともないであろう人に対しても嘘つき呼ばわりされたくない、一貫性を崩したくないとか思ってしまうくらいなんですけど。
なのでその小心者具合を逆手にとって今後の予定を書いてしまえばいいんじゃないか逃げられなくなるし、とおもったのて書く。
日曜日に朝起きて定期券を買って西台の現場の下見に行って羽田で現場の写真を撮ってくる。月曜日に事務所に行って使用者に都内で登録する旨伝える。
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新宿、飲み会。初めて会ったはずの女性。どこかで見たことが、ある、はず。
店では思い出せなかった顔。別れ際、東口JR改札前、視線を向け、「気を付けて」と声を掛け、判る。
60分、いや、40分だったかの女性。狭い個室。飲み会の店からそう遠くはない。ほんとうにあの人だったら、何か変わるのかな、と考える。
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さいきん考え事をしていると呼吸をするのを忘れる。あわてて息を吸い、息をはく。
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矛盾した判断に対して根拠を求めるその姿勢に、憤っている。毎日、詰んでいる。
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顔の思い出せない女性を、飲みに誘う。断られる。
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人はみな、何かを失い続ける人生だ、と、ことごとく身にしみる。
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2日前に飲み会で初めて会った女性の顔がどうしても、思い出せない。かわいかった印象があるような気もするし、そうでなかった気もする。